基板にした後に思いついた案や、ご指摘いただいた点などを反映しつつ、自分用カスタムモデルを作ってみました。次回作や改訂版を作る際の実験機・・・という意味合いもありますが、本基板をお持ちの方に限らず、自作派の方への参考になれば。

変更点は以下のとおり。
1.帰還周りの定数変更・および抵抗の実装方法変更
2.ケースへグランド接続
3.電池本数を4本へ増量 (=駆動電圧±4.5~5V)
4.電池残量警告機能の実装 (電池電圧が4Vになった段階でLEDの色が変わる仕様)
5.ケースの外装を変更
電池残量警告や、ケースの見た目を変える方法などは他のPHPAにも利用出来るのではないでしょうか。
改造後の基板がこちら。

入力カップリングコンデンサが電解コン(ニチコン Fine Gold)に変更されています。これは容量の増加を意図した・・・というよりは、FGの艶を音作りに利用するのが狙いです。

帰還周りなどがこちら。4.7kΩ/2.4kΩ、68pFに変更してあります。抵抗は立てて実装すれば余裕なのですが、抵抗のリードを上手く曲げれば写真のように寝かせて実装可能ではあります。

ケースへのグランド接続は写真のように行いました。MXケースは絶縁塗装してあるので、ケースの一部(基板接地レール)をヤスリがけして導通するように加工が必要です。
ただし、基板側のGNDパターンの一部を露出させれば接地できる・・・と思っていたのですが、届きませんでした。そこで、ホームセンターで仕入れたアルミテープを基板のフチに貼りつけて、導通を確保しました。銅箔テープなどがあれば良いのでしょうが、テープ自体へハンダ付けをする必要もなかったので。
長くなったので、今回はこのあたりで。
以下、次回予告の写真。
リセットICを用いた電池残量警告。


電池本数4本。



変更点は以下のとおり。
1.帰還周りの定数変更・および抵抗の実装方法変更
2.ケースへグランド接続
3.電池本数を4本へ増量 (=駆動電圧±4.5~5V)
4.電池残量警告機能の実装 (電池電圧が4Vになった段階でLEDの色が変わる仕様)
5.ケースの外装を変更
電池残量警告や、ケースの見た目を変える方法などは他のPHPAにも利用出来るのではないでしょうか。
改造後の基板がこちら。

入力カップリングコンデンサが電解コン(ニチコン Fine Gold)に変更されています。これは容量の増加を意図した・・・というよりは、FGの艶を音作りに利用するのが狙いです。

帰還周りなどがこちら。4.7kΩ/2.4kΩ、68pFに変更してあります。抵抗は立てて実装すれば余裕なのですが、抵抗のリードを上手く曲げれば写真のように寝かせて実装可能ではあります。

ケースへのグランド接続は写真のように行いました。MXケースは絶縁塗装してあるので、ケースの一部(基板接地レール)をヤスリがけして導通するように加工が必要です。
ただし、基板側のGNDパターンの一部を露出させれば接地できる・・・と思っていたのですが、届きませんでした。そこで、ホームセンターで仕入れたアルミテープを基板のフチに貼りつけて、導通を確保しました。銅箔テープなどがあれば良いのでしょうが、テープ自体へハンダ付けをする必要もなかったので。
長くなったので、今回はこのあたりで。
以下、次回予告の写真。
リセットICを用いた電池残量警告。


電池本数4本。


はじめまして
4.電池残量警告機能の実装 (電池電圧が4Vになった段階でLEDの色が変わる仕様)
にとても興味があります。こちらの詳細を期待しています!
4.電池残量警告機能の実装 (電池電圧が4Vになった段階でLEDの色が変わる仕様)
にとても興味があります。こちらの詳細を期待しています!
kさん
ということで、新規記事を書きました。
ご参考まで。
お役に立つと良いのですが。
ということで、新規記事を書きました。
ご参考まで。
お役に立つと良いのですが。
始めまして
入力カップリングコンデンサを電解コンデンサへと変更したいと思っているのですが、定格や容量はどのようにしましたか?
入力カップリングコンデンサを電解コンデンサへと変更したいと思っているのですが、定格や容量はどのようにしましたか?
定数変更は写真では、R1とR2は1k 茶黒黒茶緑
R3とR4は2.4k 赤黄黒茶緑と見えるのですが合っていますでしょうか?
R3とR4は2.4k 赤黄黒茶緑と見えるのですが合っていますでしょうか?
遅い返信で申し訳ありません。・・・まだ見てもらえるか怪しいところですが。
>Frantzさん
無極性のコンデンサならそれほど耐圧を気にする必要はないと思いますが、有極性なら35V~50Vなど高耐圧品を。
極性はオペアンプ側に+極を向ける形で実装します。しかし、逆圧がかかる可能性が無いとはいえません。高耐圧品は基本的に逆圧への耐性も高いので(品種に依るのでデータシートなどが見たい所ですが)、高耐圧品を使います。
容量は1~22uFあたり。大きくすると低音域のカットオフ周波数が下がります。ただし大きすぎるのも突入電流などの点からオススメはしません。また、計算上のカットオフ周波数は1uFでも可聴域外ですので、1uFでも問題は無いはずです・・・。
計算はこちらで。
CRローパス・フィルタ計算ツール <http://sim.okawa-denshi.jp/CRlowkeisan.htm>
なお、私はFGの22uF/50Vを使用しました。
>sherryさん
正解ですが、R1とR2の1kは当初の設計から変更されていません。R3・R4の2.4kが利得を決定する接地抵抗ですので、あとは利得が3倍になるような帰還抵抗を求めて下さい。・・・と、ボカしてみます。
>Frantzさん
無極性のコンデンサならそれほど耐圧を気にする必要はないと思いますが、有極性なら35V~50Vなど高耐圧品を。
極性はオペアンプ側に+極を向ける形で実装します。しかし、逆圧がかかる可能性が無いとはいえません。高耐圧品は基本的に逆圧への耐性も高いので(品種に依るのでデータシートなどが見たい所ですが)、高耐圧品を使います。
容量は1~22uFあたり。大きくすると低音域のカットオフ周波数が下がります。ただし大きすぎるのも突入電流などの点からオススメはしません。また、計算上のカットオフ周波数は1uFでも可聴域外ですので、1uFでも問題は無いはずです・・・。
計算はこちらで。
CRローパス・フィルタ計算ツール <http://sim.okawa-denshi.jp/CRlowkeisan.htm>
なお、私はFGの22uF/50Vを使用しました。
>sherryさん
正解ですが、R1とR2の1kは当初の設計から変更されていません。R3・R4の2.4kが利得を決定する接地抵抗ですので、あとは利得が3倍になるような帰還抵抗を求めて下さい。・・・と、ボカしてみます。
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