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Author:kiry
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【頒布終了】 チャージポンプ式PHPA基板・取説。
■在庫終了のため、現在頒布していません。■


前の記事の基板を頒布いたします。
本機種の型番は「KHA-A47CP」ということで。





実装後

表面                                     裏面




ご覧のように、表面実装部品が意外と多いです。
その点ご了承ください。
1608な抵抗と、SOP8なチャージポンプIC以外は実装しなくても動作しますが。

頒布価格は以下のとおり。

基板のみ・・・500円
基板+指定部品セット(チャージポンプIC周辺部品とジャック、スイッチ)・・・2000円

→指定部品 (U3、J1-2、SW1、C11-12、C12裏積セラ、R15、R16、チップ抵抗2種)

音声回路の抵抗やコンデンサ類、オペアンプは好みがあると思いますので、好きなものを使ってください。
基本的に、マルツ・千石・秋月あたりで入手できるパーツで構成できるはずです。
チップワンストップ、RSコンポーネンツ、Digikeyあたりを利用すると格安で入手できるパーツもあります。



部品表

部品番号 種類 数量 備考
U1 デュアルオペアンプ 1 LT1112、LT1638、AD8676等 (耐圧9V以上)
U2 デュアルオペアンプ 1 LT1723、LT1498、LMH6643等 (耐圧9V以上)
U3 (裏面) チャージポンプIC (MAX660等) 1 LTC660、MAX660M等互換性がある物なら可。
VR1 9mm角2連ボリューム 20kΩ 1 bispaのFG端子付き推奨。マルツの物やALPS等でも可。
J1 3.5mmステレオジャック (入力側) 1 マルツのPJ-307CまたはPJ-3070が適合。ホシデンの基板用も使えるはずです。
J2 3.5mmステレオジャック (出力側) 1
SW1 小型トグルスイッチ 1 マルツの基板用等。上部の足を切り落として使用
LED 3mm LED 1 お好みで
C1-2 フィルムコンデンサ 1uF 2 入力カップリング・ECQV、MMT、PILKOR等
C3-4 マイカコンデンサ 68pF 2 位相補償
C5-6 電解コンデンサ 470uF/16V以上 2 出力カップリング・KZH、KT、KW、FW等 (8x11.5mm)
C7-8 フィルムコンデンサ 0.1uF 2 Zobelフィルタ・ECQV、MMT等
C9-10 電解コンデンサ 820uF以上/6.3V 2 平滑・KMG、KZH、MCZ等 (8x11.5mm)
C11-12 低ESR電解コンデンサ 220uF/10V以上 2 チャージポンプ用・KZH、UTWRZ等 (6x11mm)
U1-2裏

(電源ピン隣接パッド)
チップフィルムコンデンサ 0.1uF 4 (オプション) パスコン・ECPU1C104MA5
U1-2裏 チップコンデンサ 10uF/6.3V 2 (オプション) パスコン・NOJP106M006 (酸化ニオブ)、TEPSLP0J106M8R (タンタル)*極性に要注意
C9-10裏 チップフィルムコンデンサ 0.1uF 2 平滑・ECPU1C104MA5
C1-2,5-6裏 チップフィルムコンデンサ 0.1uF 4 (オプション) カップリング・ECPU1C104MA5
C12裏 チップ積セラ 0.1uF 1 チャージポンプ用
R1-2 抵抗 1kΩ 2 音響用推奨・LMFQ、REY、REX等
R3-4 抵抗 2.4kΩ 2 音響用推奨・LMFQ、REY、REX等
R5-6 抵抗 4.7kΩ 2 音響用推奨・LMFQ、REY、REX等
R7-8 抵抗 100Ω 2 音響用推奨・LMFQ、REY、REX等
R9-12 抵抗 47Ω 4 音響用推奨・LMFQ、REY、REX等
R13-14 抵抗 10Ω 2 Zobelフィルタ
R15 抵抗 18Ω 1 RCフィルタ (V+側)
R16 抵抗 12Ω 1 RCフィルタ (V-側)
R17 抵抗 680Ω 1 LED電流制限用
VR1裏 1608チップ抵抗 20kΩ 2 バイアス抵抗
J2裏 1608チップ抵抗 10kΩ 2 出力接地
ケース MX2-6-10 1  
電池ボックス 単4電池x3本用 1 マルツのBH431Aは搭載可。他未確認。
ICソケット   2  
ツマミ φ12~14 1 お好みで。太いツマミだと入力側プラグと干渉します。
V+、V-接続部 ピンヘッダ (2.54mmピッチ) 1 電池ボックス接続用。ピンヘッダ (どこでも取り扱い有り)、XHコネクタXHコンタクトピンなど。

リード線を直接基板にはんだ付けしても構いません。
電池ボックス

リード線末端
コネクタ 1
コンタクトピン 2
基板   1  

*U3のチャージポンプICをMAX1680に変更すると、音質の向上が狙えます。MAX1680の6pinと7pinをブリッジさせるだけで、パターンカットなどをしなくても使用可能です。ただし、チャージポンプIC自体の消費電力が大きくなるので、動作時間は短くなります。

より高周波数のMAX1681も同様に実装可能です。この場合、チャージポンプ用コンデンサC12を容量の大きな積セラ(GRM32EB31C476KE15など)に変更して下さい。また、MAX1680、MAX1681とも1uF程度のパスコン追加を推奨します。(8pinと7pin間にチップ積セラを追加)

なお、MAX889についてはパターンの関係で実装は難しいでしょう。


注意点等

・ボリュームの実装

はんだ付けの際は、ボリュームを最小に絞った上で時間をかけずに行ってください。熱をかけ過ぎるとギャングエラーの原因になります。また、FG端子付きを用いる場合、W数の高いコテで時間をかけずにはんだ付けしないとプラスチック部分が溶けてしまいます。

FG端子無しのボリュームを用いる場合、余ったリード線等を以下の写真のように実装して、ボリュームの金属部分がGNDに落ちるようにしてください。ちゃんと接触していれば、リード線とボリュームをはんだ付けして接続する必要はありません(リード線自体は基板にはんだ付けしてください)。




・チャージポンプIC、表面実装部品

基本的に、表面実装部品のはんだ付けは最初に済ましておいたほうが楽です。特に、U1-2の裏付近は密度が高いので、後に回すと苦労します。また、U3の実装についてはICの向きに気をつけてください。基板に印があるパッドが1pinです。




・オペアンプの選択

U1に好みの音質のもの、U2に電流が取れるものを選択するのが良いです。注意点は耐圧です。アルカリ電池3本を使った場合は9V近く、ニッケル水素電池の場合でも満充電時は8V近くの電圧になります。低電圧オペアンプだと耐圧が6V程度の場合がありますので、使用できません(LME49721、AD8656などは耐圧不足です)。

逆に、U1に駆動電圧高めのオペアンプを使っても、U2の品種次第ですが意外に鳴る場合があります(LT1468-2やOPA211とLT1723の組み合わせは確認済み)。

なお、部品表の組み合わせ「LT1112+LT1723」は癖が少ない音がしますが、低域抑えめです。低域厚めのヘッドホン向け。LT1112を好みのオペアンプに変更して調整するのが良いでしょう。


・抵抗の実装

リード品の抵抗は、全て立てて実装する事になります。なお、1/2W品などの太い抵抗はスペースの問題で実装できない可能性が高いです。チップ抵抗は1608サイズですので、上手く実装してください。


・コンデンサ類

電解コンデンサは基板に密着した状態ではんだ付けしてください。ケースの関係で、高さ方向の余裕は全くありません。平滑にあたるC9-10は、RCフィルタの構成部品でもあるので耐圧より容量を重視してください。

裏面パッドのチップコンデンサ類は動作に必須ではありませんが、C9-10裏のものは実装をお勧めします。


・リード線のカット

ケース内寸に余裕が無いため、はんだ付け後のリード線カットはかなりギリギリの場所で行ってください。少なくとも、チップ部品よりも高さがあるとケースに接触する可能性があります(ケース自体は絶縁塗装されていますが)。同様に、オペアンプを変換基板に搭載する場合、基板上部ピンをオペアンプの高さより低くなるようにカットしたほうが良いでしょう。ケースに接触する可能性があります。

また、基板用スイッチ (SW1)ですが、以下の写真のように上部のリード線を予めカットしてから実装してください。




・ケースについて

MX2-6-10指定です。MXA2-6-10だと長さが5mm足りません。なお、横幅の関係で太いプラグはさせない可能性が高いです。また、可能であれば後部パネルのネジをローレットネジに変更しておくとよいでしょう。電池交換が楽になります。その場合、タップを使ってネジ穴を切っておくと快適です。なお、電池ボックスの被覆線は長めに残しておいたほうが、電池交換時に取り出しやすくなります。




・フロントパネル加工

フロントパネル加工用の型紙を用意しました。等倍でA4用紙に印刷するとちょうど実寸大になるはずです。


・電池Boxのリード線処理

直接基板にはんだ付けで問題はありません。ただし、ソケット式にしたほうが強度的に有利かもしれません。
ピンヘッダ・コネクタ部はお好みのものを使用していただいて構いません。コンタクトピンの圧着には専用工具の使用をお勧めします (ENGINEER PA-09とか)。

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基板 | [2011-03-20(Sun) 10:28:17]
Trackback:(0) | Comments:(9)
コメント:
早速のメール返信有り難う御座います。

今から、到着が楽しみです。
オペアンプ何にしょうか
考えると、ワクワクしますね。(^^)v
2011-03-22 火 00:06:18 | URL | masarin #79D/WHSg [ 編集]
こちらのキットの完成品の頒布予定はありませんでしょうか?
2011-03-25 金 14:32:37 | URL | Marantz #79D/WHSg [ 編集]
Marantzさん

完成品ですか・・・。
基本的に、「自分用に起こした基板をお分けする」というのが目的ですので、今のところは考えていないのですが。要望があれば考えてみます。

ただし、あくまで「完成品」の頒布ではなく「キットの組立代行」扱いにさせて頂く事になります。勿論、ノークレーム・ノーリターン前提ですね。

材料費+組立代行手数料ということで、1万円前後・・・とかになっても構いませんか?
2011-03-26 土 17:13:23 | URL | kiry #79D/WHSg [ 編集]
返信有難う御座います

当方「ド」のつく文系で半田経験がゼロに等しいのですが、最近ポータブルアンプに興味が湧き、様々な既製品を試しているうちに本機種を試してみたいと思いました。

しかし知識・経験・機材ゼロの自分には敷居が高く、組立を代行して頂けるのならば、ぜひお願いしたいと思っております。

料金の件、了解致しました。
もし組立代行が可能であればメールの方お待ちしております。
2011-03-26 土 18:57:22 | URL | Marantz #79D/WHSg [ 編集]
kiry様
こんばんは。

今日、マルツよりコンデンサ到着しましたので
キット完成し、私のブログに作成記事UPしておきました。
御時間の取れた時に見て頂ければと、思います。

作ってみての質問ですが
フィルムコンデンサの仕様書は
105℃になってますが
kiry様は、どのようにして半田付けされました?

普通の半田付けでは200℃を超えてしまうので
コンデサの容量、性能が悪くなってしまうのでは
と、思いますが、どのように対応されたのかが気になって書き込みしてみました。

2011-03-28 月 21:57:30 | URL | masarin #79D/WHSg [ 編集]
masarinさん

ECPUは85℃品ではなかったですかね?
それはともかく、本来ECPUはリフロー専用品ですので、参考程度ですが・・・。

ECPUのはんだ付け条件は「220℃以上(ピーク240℃)で30秒以内」となっています。

ということで、普通に半田ごてで取り付ける場合でも手早くやれば問題ないと思いますよ。

ただし、熱に弱いのは確かなので、長時間加熱しないように注意が必要です。
あと、ミスって樹脂部分に半田ごてを当ててしまうと容易に溶けてしまうのでこれも注意。
2011-03-28 月 23:18:59 | URL | kiry #79D/WHSg [ 編集]
kiry様

チップフィルムコンデンサの半田条件は

>ECPUのはんだ付け条件は「220℃以上(ピーク240℃)で30秒以内」となっています。

成る程、上手く手早く半田付けすれば
普通に出来るとの事ですね。

回答、有り難う御座います。<m(__)m>

ただ、私にそれが出来るかは微妙ですね。
何個かは、失敗しそうです。
購入するとしても、少し余分に買っておいた方が
良さそうですね。

また、色々質問をしに来るかもしれませんが
宜しくお願いします。


2011-03-29 火 00:38:43 | URL | masarin #79D/WHSg [ 編集]
はじめまして。

当方も組み立て代行に大変興味があります。

可能なようであればメールをいただけますと幸いです。
2011-04-13 水 00:43:58 | URL | ryo #79D/WHSg [ 編集]
少し前に基板の頒布をいただいたものです

無事に完成して音が出るようになりました
最初はMAX660のハンダが甘くて、電圧が上がらずに苦労したの
ですが、なんとか解決しました
あとはケースの加工が残っているのですが、期待通りにいい音が
出ております

とりあえず報告を書かせていただきました
どうもありがとうございました
2011-05-01 日 23:43:47 | URL | S.I. #79D/WHSg [ 編集]
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