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Author:kiry
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ポタ研2016夏で展示した自作イヤホン。
ポタ研2016夏で出したイヤホンのお話。

当日はアンプの他に自作イヤホンを二本持っていきました。何人かの方には上手いことハマって頂けたようでなによりでした。

…という事で、今回はこれらイヤホンの簡単なネタ見せをば。


ドライバ・ネットワーク素子


1.「2月ポタ研のリメイクイヤホン (3W3D)」


リメイク3W3D

構成
Hi : WBFK + 直列 0.22uF
Mid : RAB
Low : CI + 固定ATT (3.3Ω/10Ω)

2.「38AMコンペイヤホン (3W4D)」


38AMコンペ 3W4D

構成
Hi : 2354 + 直列 0.15uF
Mid : 2354 + 直列 18Ω
Low : 38AM

構成について (イヤホン共通)


基本的にはMidをフルレンジ的に見立てて、邪魔にならないように上と下を追加する…という方向性で音作りをしています。

各ドライバの帯域調整についてですが、主に音導管の太さ・長さでコントロールする方向性で仕上げてみました。それぞれHi 2mm、Mid 1mm、Low 0.2mmのチューブを使い、高域方向の帯域調整を狙っています。逆に、低域の調整は受動素子に任せています…といっても素子数は最低限。

一番のポイントは…Lowドライバの音導管に内径0.2mmのチューブを用いた点。細管をある程度の長さで用いることで、音響的にLPFがかかっています。だいたい100Hzから落ちはじめて1kHzまでには十分に減衰するので、ボーカル帯域にカブる事なくLowドライバを活かす…という感じになっています。

気づく方も多いかと思いますが、隠しネタとして3W3DがKnowlesドライバオンリー、3W4DがSonionドライバオンリーとしてみました。どちらのイヤホンも基本構成は大差ないのですが、音としては結構異なるものが出来ました。

どちらも好み…ではありますが、今となってはSonionドライバの入手が困難なのが惜しいところ。38AMの代替品を早く検討しないといけませんね…
CIEM | [2016-09-01(Thu) 23:42:25]
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