前回の記事で準備編を書いたので、今回はその続きなど。
大半は教科書としたテキスト通りに製作をすすめたので、流れと備忘録中心で。

最初に上げた画像が、採取してもらった耳型(インプレッション)です。
これを適当な形に切り出し、シリコンで型取りすれば良いのですが…いきなりつまづいたのがこの工程。参考にしたテキストや各種の自作系サイトを見ても、ざっくりとしか記述が無いんですよね。結局のところ、人によって耳の形が違うために具体的に書きにくい…ということなのでしょう。
とはいえ、悩んでいても進まないのでうましさんの本を参考にしつつ、適当にインプレッションの不要部分を切取りました。また、高さを稼ぐためにエポキシパテを盛り…とやってみたのがこちら。仕上げにロウのコーティングをしてあります。

というわけで、こちらを使ってシリコン型を作りました。これが苦労の元だったりするのですが…
型取りはセオリーどおりに、造形村の透明シリコンで製作しました。何も対策しないと、結構気泡が残って白っぽいシリコン型になってしまうのですが、そこまで気にしなくても大丈夫なようで。

シリコンが固まった後、インプレッションを引き抜くのに苦労しましたが…案外丈夫なので、無茶しなければシリコン型が壊れたりはしないようです。シリコン型さえ出来てしまえばこちらのもの…と、早速光硬化樹脂を流し込んでみました。適当にトナーで着色しつつ作ってみたシェルがこちら。

…この写真でお分かりでしょうか。見事に、型取り元のインプレッションにあったデコボコやコーティングのはがれ部分、糸の跡などまでもが再現されてます。
より良いシェルを作るためには、ここで一回樹脂を固めてマスター型となる物を作り、パテを盛ったり削ったりするなどして形を出してから、サーフェイサー等を使って表面処理までしてしまう…というやり方が良いようです。シェルになってから加工するのは結構大変で…。
まあ、今回はその点に薄々気が付きつつも…シリコンを固める時間に耐えられなくなってきたので、このシェルを用いて製作を進める事にいたしました。…今回はこの辺で。
大半は教科書としたテキスト通りに製作をすすめたので、流れと備忘録中心で。

インプレッション加工
最初に上げた画像が、採取してもらった耳型(インプレッション)です。
これを適当な形に切り出し、シリコンで型取りすれば良いのですが…いきなりつまづいたのがこの工程。参考にしたテキストや各種の自作系サイトを見ても、ざっくりとしか記述が無いんですよね。結局のところ、人によって耳の形が違うために具体的に書きにくい…ということなのでしょう。
とはいえ、悩んでいても進まないのでうましさんの本を参考にしつつ、適当にインプレッションの不要部分を切取りました。また、高さを稼ぐためにエポキシパテを盛り…とやってみたのがこちら。仕上げにロウのコーティングをしてあります。

シリコン型~シェル製作
というわけで、こちらを使ってシリコン型を作りました。これが苦労の元だったりするのですが…
型取りはセオリーどおりに、造形村の透明シリコンで製作しました。何も対策しないと、結構気泡が残って白っぽいシリコン型になってしまうのですが、そこまで気にしなくても大丈夫なようで。

シリコンが固まった後、インプレッションを引き抜くのに苦労しましたが…案外丈夫なので、無茶しなければシリコン型が壊れたりはしないようです。シリコン型さえ出来てしまえばこちらのもの…と、早速光硬化樹脂を流し込んでみました。適当にトナーで着色しつつ作ってみたシェルがこちら。

…この写真でお分かりでしょうか。見事に、型取り元のインプレッションにあったデコボコやコーティングのはがれ部分、糸の跡などまでもが再現されてます。
より良いシェルを作るためには、ここで一回樹脂を固めてマスター型となる物を作り、パテを盛ったり削ったりするなどして形を出してから、サーフェイサー等を使って表面処理までしてしまう…というやり方が良いようです。シェルになってから加工するのは結構大変で…。
まあ、今回はその点に薄々気が付きつつも…シリコンを固める時間に耐えられなくなってきたので、このシェルを用いて製作を進める事にいたしました。…今回はこの辺で。
実は、私もカスタムイヤホン 研究中です。
細かいノウハウが分からず、なかなか良い物ができないんですが、楽しみにしています。
細かいノウハウが分からず、なかなか良い物ができないんですが、楽しみにしています。
耳の陽型も綺麗に採れていますね。
さすが、プロだな(笑) この陽型だけで、一組5千円くらいですかね。
さすが、プロだな(笑) この陽型だけで、一組5千円くらいですかね。
とりあえず形にするには造形技術が求められるので、電子回路とはまた違う知識が必要ですよね。模型などを嗜んでいれば色々ノウハウがあるのでしょうけど…
私が頼んだ補聴器店では、耳型は1組3000円でした。
ものの10分程度であっという間に型取り完了。
まだドライバの特徴やネットワーク構成などは勉強中ですが、
イヤホン自作も面白いものですね。
私が頼んだ補聴器店では、耳型は1組3000円でした。
ものの10分程度であっという間に型取り完了。
まだドライバの特徴やネットワーク構成などは勉強中ですが、
イヤホン自作も面白いものですね。
2014-10-05 日 01:27:51 |
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kiry #G.Wk6TwM [ 編集]
三千円でしたか、良心的ですね。
カスタムイヤホン(というより、私はイヤピースやイヤーフックなんですが)は、自作スピーカーとは、またひと味違う難しさと奥深さがあります。
カスタムイヤホン(というより、私はイヤピースやイヤーフックなんですが)は、自作スピーカーとは、またひと味違う難しさと奥深さがあります。
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