ポータブルのバランスアンプ用に、ER-4Sをバランス化してみました。

ER-4Sはリケーブル可能な機種ですが、純正ケーブルは3芯なので別途ケーブルを作る必要があるのですが…。
一から作るのは面倒だったので、市販ケーブルのコネクタを交換する形で仕上げました。
「自作派くらいはバランスコネクタを統一しよう!」という流れに乗って、
コネクタはminiXLR(Bispa準拠)に。
ER-4Sはリケーブル機なので、別途バランスケーブルを用意するだけなのですが…。MMCXと違いER-4Sのコネクタは入手が面倒なので、最初から市販のケーブルを買ってしまった方が手っ取り早いのです。
ただし、左右のGND線が根本まで分かれているケーブルでないとバランス化は出来ません。市販のケーブルが全て使えるとは限らないので注意が必要です。
miniXLR 5ピンは千石やBispaなどで入手するのが楽でしょう。ER-4シリーズに必須の直列抵抗ですが、バランス用ということでHOT、COLD側両方に50Ωずつ挿入する形にしました。
今回使ったEE-5は、左右の信号線・GND線に各2本ずつ配線されている8線構造です。また、直列抵抗はステレオプラグの内部に仕込まれています。
今回はステレオプラグは不要なので、プラグの根本でカットしてしまいます。あとは被覆を適当に剥き、チャンネルごとに分けるだけなのですが…。EE-5は全部銀色のリッツ線なので仕分けが大変。とりあえず、8本を別々にはんだ上げしてからテスタを当てる事になります。

写真で見て上側のやや細い端子がHOT、下側の太い端子がCOLDとなります。地道に配線を調べて、各chを2本ずつまとめてハンダしておきましょう。
EE-5には、ドライバ側端子からケーブルの間には抵抗が入っていません。よって、プラグ側に抵抗を仕込む必要があります。各chに対して抵抗を挿入するので、あまり大きなサイズの抵抗は入りません。1/8Wサイズの小型抵抗か、チップ抵抗が良いでしょう。

今回は1/8Wサイズのリード抵抗を使ったので、miniXLRコネクタにハンダ付けした後、適当にリードを折り曲げてケーブルを引っ掛ける形にしてからケーブルをハンダ付けすれば完了です。
この時、抵抗をそれぞれズラして配置してあげると収まりが良くなります。あとは必要に応じて熱収縮チューブを仕込んでおいたり、ホットボンドで固めるなどして絶縁してコネクタを組み上げれば完成です。
miniXLRで手持ち機材を統一する事にしましたので、以下の画像の通りに配線しました。

イヤホン側なので、GNDは未接続です。一応今回のケーブルでも、各COLDをGNDに落とした変換ケーブルを使えばアンバランスで使うことが出来ます。まあ、リケーブル機なので純正のケーブルに戻せば良いだけなんですけどね。

ER-4Sはリケーブル可能な機種ですが、純正ケーブルは3芯なので別途ケーブルを作る必要があるのですが…。
一から作るのは面倒だったので、市販ケーブルのコネクタを交換する形で仕上げました。
「自作派くらいはバランスコネクタを統一しよう!」という流れに乗って、
コネクタはminiXLR(Bispa準拠)に。
バランス化。
ER-4Sはリケーブル機なので、別途バランスケーブルを用意するだけなのですが…。MMCXと違いER-4Sのコネクタは入手が面倒なので、最初から市販のケーブルを買ってしまった方が手っ取り早いのです。
ただし、左右のGND線が根本まで分かれているケーブルでないとバランス化は出来ません。市販のケーブルが全て使えるとは限らないので注意が必要です。
1.材料
- Silver Seagull S (EE-5)
- miniXLR 5pinコネクタ
- 50Ω抵抗 (1/8Wサイズ) x4本
miniXLR 5ピンは千石やBispaなどで入手するのが楽でしょう。ER-4シリーズに必須の直列抵抗ですが、バランス用ということでHOT、COLD側両方に50Ωずつ挿入する形にしました。
2.ケーブルの処理
今回使ったEE-5は、左右の信号線・GND線に各2本ずつ配線されている8線構造です。また、直列抵抗はステレオプラグの内部に仕込まれています。
今回はステレオプラグは不要なので、プラグの根本でカットしてしまいます。あとは被覆を適当に剥き、チャンネルごとに分けるだけなのですが…。EE-5は全部銀色のリッツ線なので仕分けが大変。とりあえず、8本を別々にはんだ上げしてからテスタを当てる事になります。

写真で見て上側のやや細い端子がHOT、下側の太い端子がCOLDとなります。地道に配線を調べて、各chを2本ずつまとめてハンダしておきましょう。
3.プラグの取り付け
EE-5には、ドライバ側端子からケーブルの間には抵抗が入っていません。よって、プラグ側に抵抗を仕込む必要があります。各chに対して抵抗を挿入するので、あまり大きなサイズの抵抗は入りません。1/8Wサイズの小型抵抗か、チップ抵抗が良いでしょう。

今回は1/8Wサイズのリード抵抗を使ったので、miniXLRコネクタにハンダ付けした後、適当にリードを折り曲げてケーブルを引っ掛ける形にしてからケーブルをハンダ付けすれば完了です。
この時、抵抗をそれぞれズラして配置してあげると収まりが良くなります。あとは必要に応じて熱収縮チューブを仕込んでおいたり、ホットボンドで固めるなどして絶縁してコネクタを組み上げれば完成です。
4.ピンアサインについて。
miniXLRで手持ち機材を統一する事にしましたので、以下の画像の通りに配線しました。

イヤホン側なので、GNDは未接続です。一応今回のケーブルでも、各COLDをGNDに落とした変換ケーブルを使えばアンバランスで使うことが出来ます。まあ、リケーブル機なので純正のケーブルに戻せば良いだけなんですけどね。
4.4mmの5極プラグが規格化されたみたいですねw^^これで落ち着きますよねw
2016-12-27 火 00:53:20 |
URL |
charls #vPW3SjPM [ 編集]
> charlsさん
うーん、とりあえずモノが無い。プラグはまだしもジャックとか。
実際問題、価格がひとケタ下がらないと使う気がしませんねぇ…。
サードパーティでもなんでも、まずは普通に買えるようになってからですね~
うーん、とりあえずモノが無い。プラグはまだしもジャックとか。
実際問題、価格がひとケタ下がらないと使う気がしませんねぇ…。
サードパーティでもなんでも、まずは普通に買えるようになってからですね~
2016-12-27 火 21:45:13 |
URL |
kiry #G.Wk6TwM [ 編集]
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