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Author:kiry
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【基板頒布】 回路切替型PHPA・SPD_DC基板。
ポータブルアンプ基板「SPD_DC」


ずいぶんと遅くなりましたが、ポータブルアンプ基板「SPD_DC」を頒布したいと思います。

あくまで半完成品の自作キットです。
ご自分で部品調達・実装組み立てする必要があるのでご了承ください。

---
*2014/04/29追記…
手持ちの正常基板が終了いたしました。残りは動作に影響のないB級品が2枚です。

基板内容


こちらの記事で紹介したポータブルアンプの基板です。詳細・必要作業などは以下の取扱説明書をご覧ください。

基板説明書(Googleドライブ)…必要に応じてファイルメニューからダウンロードして下さい。

頒布内容について。


ポータブルアンプ基板「SPD_DC」

電源部・PIC周辺部実装済み基板を頒布いたします。

価格は6,500円です。

この他、音声回路やケースなどの部品購入が必要になります。説明書記載の部品を用いた場合、基板頒布価格も含めた総額で12,000~15,000円程度で完成すると思います。
---
  • 電源部品の入手・実装が困難なため、実装した状態で頒布します。
  • プログラム書込済みPICも実装済みです。
  • 音声系回路の部品は好みの品種を選んで実装して下さい。
  • フロント・バックパネルは付属します。
  • ケースに簡単な加工(タップ加工)が必要です。
---

頒布をご希望の方へ。


部品の準備数が少ないのと部品実装に時間が必要なので、受注生産のような方式でお受けいたします。
  1. 「SPD_DC頒布希望」という件名で、希望枚数をメールして下さい。(数が少ないので2限予定です。)メールアドレス以外の個人情報はこの段階では必要ありません。
  2. 基板の準備が出来次第、当方より確認メールをお送りします。(1週間程度を目処とします。)
  3. レターパックライトで発送します。お支払は後払い制です。

*メールアドレスは「連絡先」です。

*2014/04/29追記…
手持ちの正常基板が終了いたしました。残りは動作に影響のないB級品が2枚です。詳細はお問い合わせ下さい。


電池ショートに対する安全対策について


電池を入れた状態でUSB端子から給電する際、条件が重なると電池が短絡して異常加熱、電池の破壊が起こる可能性がある事が分かりました。なお、以下記述する条件の他に「外装を剥がしたり、傷ついている電池」でも別の要因でショートが起こりますので、外装に問題がある電池は使わないで下さい。


[発生条件]
1a: 規格外サイズの電池を使用した場合
1b: バックパネル側サブ基板の電池端子が基板下端よりはみ出した状態、かつ無理すればケース固定が可能な場合
2: USBケーブルの金属フレームが両端ともGNDに接続されている(=規格どおりな)場合
3: 給電元のUSBコネクタの金属フレームがGNDに接続されている(=規格どおりな)場合

条件1a、または1bによりUSB端子側の電池-極がUSB端子の金属フレームに短絡する可能性があります。USB端子の金属フレームはどこにも繋がっていないため、電池のみで使用する場合は仮に短絡が起こっても影響ありません。

しかし条件2と3が重なった場合、USBケーブルと給電元のUSBコネクタを経由し短絡部分がGNDにつながってしまいます。結果として電池のショートが起こり、異常加熱や電池の破壊につながります。


[対応策]
USBコネクタにビニールテープ等を貼り、絶縁して下さい。
USBコネクタの挿入部突起が高さ0.3mmほどなので、0.2mm厚程度のテープを推奨します。写真の様に大きめにビニールテープを貼り、USBコネクタの金属部分を完全に覆って下さい。なお、絶縁の必要があるのは電池接地面のみですので、裏面はそのままで構いません。USBコネクタを絶縁すれば対策完了です。

ポータブルアンプ基板「SPD_DC」


また、バックパネル側サブ基板の電池端子が基板下端よりはみ出している場合は、「サブ基板の貼付位置を少しずらす」「棒ヤスリなどで端子のはみ出し部分を削る」「サブ基板を一度外して端子を再ハンダする」などが可能ならより確実です。アクリルはハンダ熱に耐えられないので、再ハンダをする場合はサブ基板を取り外して下さい。

なお、100均などで販売されている安物のマイクロUSBケーブルでは、コネクタ部の金属フレームがGNDに接続されていない場合があります。このようなケーブルを使った場合、上記条件2が成立しなくなります。そのため、フレームがGNDに接続されていない安物のUSBケーブルを使うのも有効な対策になります。


[現状]
・状況1a
単4電池の規格どおりに作られた電池であれば、電池マイナス極がUSB端子に接触した際、プラス極側に1~2mm程度の余裕が出来ます。しかし、規格外に大きな電池では基板端子~電池~USB端子がショートする可能性があります。


ポータブルアンプ基板「SPD_DC」


・状況1b
ケースにバックパネルを取り付けた時、USBコネクタはサブ基板の下へ潜り込む形になります。この時、USB挿入部の突起によりサブ基板とUSBコネクタ間に約0.3mmのスペースが出来ます。そのため、通常電池端子とUSBコネクタが短絡することはありません。

電池端子が基板からはみ出している場合、おそらくケースにバックパネルを取り付ける際に引っかかってしまいます。しかし、上手く組み合った場合はUSB端子と電池端子が接触した形で取り付けられる可能性があります。


ポータブルアンプ基板「SPD_DC」
基板 | [2014-04-29(Tue) 22:05:10]
Trackback:(0) | Comments:(3)
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2014-03-10 月 02:43:07 | | - # [ 編集]
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2014-03-16 日 16:17:29 | | - # [ 編集]
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2014-03-17 月 13:01:16 | | - # [ 編集]
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