
とうとう最終巻。6巻には特典小説が付いてきます。
本編ディスク

内容的には満足度の高いラスト3話が収録されています。毎度おなじみになった、本編ガン無視気味のオーディオコメンタリーももちろん収録。最終巻だけにメイン6人が揃っていたので、まあ話がまとまらない事…。
作者様のテキストコメンタリーも最後ということで、結構に思い入れのあるシーンが多かったご様子。全巻通して、作者コメントは作品理解を助ける良い内容でした。
特典小説「はたらく魔王さま! 2.8巻」

内容は、巻数表記のとおり2巻と3巻の間のお話。正しくは7巻短編(アニメ最終話)の後に来るお話ですね。日常になりつつある環境と、人それぞれのちょっとした出来事…という感じ?
芦屋が日本に馴染むまでの苦労話や恵美と同僚の話、鈴乃が日本に慣れるまでの話など見どころが多いですが、妙に印象に残るのが例のアレ。学名表記ですが…
なお、寒気と戦いながらWikipediaで確認しましたが、「フリッジノーサ:黒いやつ、ゲルマニカ:茶色い羽の持ち主」ですね。
シリーズ通して。
1話の放送を見てハマってしまいましたし、アニメとして完成度はかなり高いと思います。無理にストーリー進行を急がず、1クールで原作2巻+α程度を使って丁寧に作られたのが大変良かった。しかし、原作読んでから見ると、必ずしも良い所ばかりではない部分もあり…。
特に恵美・梨香の描写が妙にキツイ事が気になりますね。この辺りの描写は漫画版が一番上手い。あとは後半につれて顔芸がやたら増えた事。他には構成の方の脚本と、各話担当脚本とのレベル差でしょうか。悪いワケではないものの、原作理解度も含めた緻密さが違うんですよね…。
とはいえ。基本的には良い出来の作品だと思いますし、2期を期待したい所。キャラ描写や顔芸などでやり過ぎない事を祈りつつ、2期を待ちたいと思います。原作ストックは豊富にありますしね。
はたらく魔王さま! (6) (初回生産仕様:和ヶ原聡司書き下ろし小説同梱) [Blu-ray]
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