要するに。
LTSpiceで色々遊んでいたのですが、思いついた回路が結構メジャーだったというお話。
まあ完全オリジナルな回路なんて物はなかなか無いですし、所詮アマチュア故にそんな設計できるスキルは無いのですが。
ヘッドホン駆動用アクティブGND
バランスアンプの利点の一つに「出力信号がGNDに影響を与えない」というのがあります。
そこで、「ヘッドホン用に別途GND相当のラインを用意すれば、出力のGND揺れが入力側GNDに影響しない」…という事になる訳です。
で、GND電位をオペアンプに通してヘッドホン用GNDを生成する回路をLTSpiceで試していたのですが…

調べてみたら、コレって「AMB Laboratories MINI3」などで使われている方式だったんですね…。
D級ヘッドホンアンプ
nabe式D級HPAは作りましたが、もう少し基本的な回路を試してみたいと思っておりました。
三角波比較型の他励式回路なんかを試しているうちに、三角波生成回路に直接オーディオ信号を入れてコンパレータを通すとPWM変調された信号が得られる…ということで、自励式のD級アンプに使えそう…と試していたのですが。

コチラも調べてみたら先駆者が。
- 三角波発生回路のPWM変換器としての利用とD級アンプとしての利用
- 2008年3月号 | バックナンバー情報 | トランジスタ技術…「世界初のD級アンプのPWM回路を研究」
まあ、結局試すんですけどね。
折角シミュレーションしたことですし、どちらも基板作って試してみたいと思います。D級アンプはちょっと面白そうですし。
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