ここまでヒドいとは…。
Wになってから毎回ガッカリさせられており、もはや期待していないつもりだったのですが。ニャル子のアニメにはこんなのが求められているのでしょうか。
原作厨だから気になるのかもしれませんが、今回Aパート丸々不要ですよね?もちろんアニメオリジナルな訳ですが。Bパート始まるまでタイトル詐欺だと思ってましたよ!
前期からずっと思っていましたが、脚本が酷すぎる。
原作厨云々は別としても。
そもそも今回の話、Aパートはアニメ作品として成り立っていないような。場面転換ばかりでシナリオの筋が無い。かといってキャラクターの魅力を押すわけでもない。要は何を見せたいのか分からない。
逆に、Bパートはほぼ原作通り。一部省略されている以外は改変もあまりなし…というか、セリフまで一字一句同じ。グチャグチャなAパートの後に持ってくると、別作品のようです。なんというか、濃口のジャンクフードを食べさせられた後に薄口の和食を出されたかのような。
今回の脚本はシリーズ構成でもある木村暢氏ですが、作品内容を勘違いしているとしか思えません。もしくは脚本の重要性をナメているか。パロネタとキャラのそれっぽいシーンだけ入れておけば良い、とでも思っているのでしょうが…。
今期って…
前期ほどキャラクターで魅せるわけでもなく、パロディも流れと無関係にただ詰め込むだけ、作画面でもほとんど動かず止め絵多用、戦闘シーンは言わずもがな、シリアスっぽいシーンは見せる気もなし。もはや今期の存在意義に疑問すら感じます。
2~4話と原作準拠ではあるのですが…。本当に原作準拠にするなら下手なネタを入れずにちゃんとストーリーや戦闘シーンの描写に力を入れるべきですし、ネタに走るならもう少し流れに沿う形でコメディ寄りの脚本を仕上げるべきでしょう。現状のどっち付かずが1番悪い。
何が一番嫌かといえば。
原作厨としては、アニメだけ見た方に原作ごと貶されるのが一番嫌なんですよねぇ。「クトゥルー関係ない!」とか「パロディじゃなくてパクリだ」とか。基本的にヒドいのはアニメオリジナルネタなワケで…。
次回はクー音登場ですが、どうなることやら。
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